インフレ時代の家づくりでどう構えるか?

kazu30

2023年06月26日 17:52

最近は、インフレーションによって
食料品やエネルギーなどの物価が高騰し、
困ったなーとお感じの方も多いのではないでしょうか?

しかも、工務店業界でも、様々な素材の価格が上昇し、
家を建てることがますます高額になっています。

住宅の価格は、ウッドショックが一段落したとはいえ、
木材の価格がまだ高止まりしています。
さらに、コンクリートや鉄などの素材前半が値上がりしており、

人件費もインボイス制度の導入によって高騰していきます。

そして、2024年にはドライバーの労働基準の厳格化によって、
運賃の高騰が予想されています。

値上がりどころか、ものが運べなくて社会問題になるのではないか
なんてすら言われてますね。

一方で、よく聞く質問です、
「住宅価格はこれから将来どうなるの?」については、
上がることはあっても、下がることはないでしょう。
と予想されます。

では、こうした状況の中、家を建てることを検討している方は、
どのような態度でどのような行動をすればよいのでしょうか?

まず、重要なのは、建てる家の予算
しっかりと設定することです。

自分たちの現在の状況を踏まえ、
建築予算を適切に設定し、
無理のない予算で家を建てることが大切です。


建築予算を把握したうえで、予算上限を、工務店と共有し
家づくりを進め、素材や設備でもバランスを取りながら
していけば、予算内での家づくりができるようになります。

また、
さすがに2年前より2~3割建築コストが上昇したとなると、
資金力で限界に達する方が多く発生していることでしょう。

そういった方は、新築注文住宅ではなく、
リフォームや中古住宅の購入も検討してみることも重要です。

リフォームではなくて、性能向上型リノベーションによって、
新築並みの性能やデザインにアップグレードできる場合もあります。

中古購入して直したい人も今後は増えてくるでしょうが、
世の中古がろくなものが無いのがネックですが、
予算の厳しい方は根性で、長期的に探すことで
予算を抑えた住宅づくりができるかもしれません。

新築やリノベでの共通点として、
省エネ性能の高い住宅を選ぶことも重要です。
今後、エネルギー価格が高騰することが
予想されているため、
省エネ性能の高い住宅は、長期的にはコスト面でメリットがあるといえます。

建築予算が下がった。
でも 住んでから光熱費でひーひー 言っていてはもともこうもありません。

最後に、家づくりにおいては、将来のライフプランについても
考慮することが重要です。

将来的に、家族構成が変化します。

時間の軸で、シッカリ考えないとですね。

まとめ
インフレーションによって建築費が高騰している中での家づくりについて、

①慎重に予算を設定し、信頼できる業者を選ぶこと。

②省エネ性能の高い住宅を選ぶこと。

③将来のライフプランについても考慮することが大切であることを


ぜひ、これらのポイントを踏まえた上で、
家づくりを進めていただければと思います。

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