2023年06月26日

インフレ時代の家づくりでどう構えるか?

最近は、インフレーションによって
食料品やエネルギーなどの物価が高騰し、
困ったなーとお感じの方も多いのではないでしょうか?

しかも、工務店業界でも、様々な素材の価格が上昇し、
家を建てることがますます高額になっています。

住宅の価格は、ウッドショックが一段落したとはいえ、
木材の価格がまだ高止まりしています。
さらに、コンクリートや鉄などの素材前半が値上がりしており、

人件費もインボイス制度の導入によって高騰していきます。

そして、2024年にはドライバーの労働基準の厳格化によって、
運賃の高騰が予想されています。

値上がりどころか、ものが運べなくて社会問題になるのではないか
なんてすら言われてますね。

一方で、よく聞く質問です、
「住宅価格はこれから将来どうなるの?」については、
上がることはあっても、下がることはないでしょう。
と予想されます。

では、こうした状況の中、家を建てることを検討している方は、
どのような態度でどのような行動をすればよいのでしょうか?

まず、重要なのは、建てる家の予算
しっかりと設定することです。

自分たちの現在の状況を踏まえ、
建築予算を適切に設定し、
無理のない予算で家を建てることが大切です。


建築予算を把握したうえで、予算上限を、工務店と共有し
家づくりを進め、素材や設備でもバランスを取りながら
していけば、予算内での家づくりができるようになります。

また、
さすがに2年前より2~3割建築コストが上昇したとなると、
資金力で限界に達する方が多く発生していることでしょう。

そういった方は、新築注文住宅ではなく、
リフォームや中古住宅の購入も検討してみることも重要です。

リフォームではなくて、性能向上型リノベーションによって、
新築並みの性能やデザインにアップグレードできる場合もあります。

中古購入して直したい人も今後は増えてくるでしょうが、
世の中古がろくなものが無いのがネックですが、
予算の厳しい方は根性で、長期的に探すことで
予算を抑えた住宅づくりができるかもしれません。

新築やリノベでの共通点として、
省エネ性能の高い住宅を選ぶことも重要です。
今後、エネルギー価格が高騰することが
予想されているため、
省エネ性能の高い住宅は、長期的にはコスト面でメリットがあるといえます。

建築予算が下がった。
でも 住んでから光熱費でひーひー 言っていてはもともこうもありません。

最後に、家づくりにおいては、将来のライフプランについても
考慮することが重要です。

将来的に、家族構成が変化します。

時間の軸で、シッカリ考えないとですね。

まとめ
インフレーションによって建築費が高騰している中での家づくりについて、

①慎重に予算を設定し、信頼できる業者を選ぶこと。

②省エネ性能の高い住宅を選ぶこと。

③将来のライフプランについても考慮することが大切であることを


ぜひ、これらのポイントを踏まえた上で、
家づくりを進めていただければと思います。


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Posted by kazu30 at 17:52│Comments(0)住宅取得
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